From - Mon Nov 27 04:26:03 2000 Return-Path: Received: from hyogowww.pref.hyogo.jp ([202.242.16.10]) by mail.ee-net.ne.jp (Tenon Intersystems NetTen MTA for Macintosh v1.40) with ESMTP id CMP for ; Thu, 16 Nov 2000 14:52:43 +0900 Received: from hgmail2.elis.pref.hyogo.jp ([10.2.207.5]) by hyogowww.pref.hyogo.jp (8.9.3+3.2W/3.7W-wall) with ESMTP id MAA18898 for ; Thu, 16 Nov 2000 12:47:16 +0900 (JST) Received: from fmv-dioxin ([10.2.206.246]) by hgmail2.elis.pref.hyogo.jp (Netscape Messaging Server 3.5) with SMTP id 187; Thu, 16 Nov 2000 14:48:47 +0900 Date: Thu, 16 Nov 2000 15:02:57 +0900 From: Takeshi Nakano To: ishii_ka@mrc.co.jp Cc: nshoko@ee-net.ne.jp Subject: Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCRWwlbBsoQiAbJEIjRCNYI04kTjdvGyhC?= In-Reply-To: <49256998.0036184F.00@ras-sv27.mrc.co.jp> References: <49256998.0036184F.00@ras-sv27.mrc.co.jp> Message-Id: <3A137891122.E785NTAKESHI@10.2.207.5> MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Mailer: Becky! ver 1.26.02 Status: X-Mozilla-Status: 8011 X-Mozilla-Status2: 00000000 X-UIDL: 38f81ddf00000181 石井様 ありがとうございました。 >さて、お問い合わせの首記の件ですが、当方も合点がいかなく、何故DXNが >出来たか図りかねております。 >一般的な話ですが東レのカプロラクタムは、PNC法と言われており、シクロ >ヘキサンに塩化ニトロシルを光反応させており、業界では塩化ニトロシルが原 >因物質ではないかと考えている様です。 >余談ですが、環境庁はこうした未規制の製造施設を規制対象設備として追加す >るようです。 そうなんです。それがあるので、質問したのですが、PNC法に関係するカプロラク タム合成のいずれかの工程で、生成したとしても、うらをとらないと、同様の 工程をもつ施設といっても、ピントをはずした選定では、まずいですからね。 新聞報道というのは、いいかげんな記述が多いので、専門家にご意見を伺いたい と思いました。 シクロヘキサン-----> カプロラクタム 濃硫酸 + アンモニア ---> 硫酸ニトロシル 硫酸ニトロシル + 塩酸 ---> 塩化ニトロシル シクロヘキサン + 塩化ニトロシル ---> 光反応 --> シクロヘキサノンオキシム 塩酸塩 この塩酸というのは、もちろん光反応工程で脱離する塩酸を回収して、 繰り返し利用するのでしょうね。不純物として生成したダイオキシンが 回収塩酸に濃縮されて、固液分離で液体成分の方へ移行するということ でしょうか? 反応容器の材質(金属成分)、光反応という工程、回収塩酸中への濃縮 とが重なって、ダイオキシン生成の条件が、揃ったのかもしれません。 不純物として生成するダイオキシンの生成反応経路を予測して、 副反応を押さえる手法を開発するのも、光化学分野の重要な 仕事かもしれないと思いました。排水中ダイオキシンの除去 施設も必要ですが、その前に生成量を押さえる条件を、検討する ことが、大事かと考えます。 排水中濃度 2600pg/L = 2.6ng/L = 2.6x 10^-9g/L At [Wed, 15 Nov 2000 18:47:18 +0900] ishii_ka@mrc.co.jp wrote: ishii_ka> 早速の回答有り難うございました。 ishii_ka> ishii_ka> さて、お問い合わせの首記の件ですが、当方も合点がいかなく、何故DXNが出来たか図 ishii_ka> りかねております。 ishii_ka> ishii_ka> 一般的な話ですが東レのカプロラクタムは、PNC法と言われており、シクロヘキサンに ishii_ka> 塩化ニトロシルを光反応させており、業界では塩化ニトロシルが原因物質ではないかと考 ishii_ka> えている様です。 ishii_ka> ishii_ka>  余談ですが、環境庁はこうした未規制の製造施設を規制対象設備として追加するようで ishii_ka> す。 ishii_ka> ishii_ka> 兵庫県立公害研究所 中野 武 TEL 078-735-6911 FAX 078-735-7817 ntakeshi@pref.hyogo.jp ntakeshi@ee-net.ne.jp