第4回PCB講演会

主催 : 廃棄物資源循環学会 第26回研究発表会の「物質フロー研究部会の企画セッション」
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共催 : 日本環境化学会、大阪大学環境安全研究管理センター共同研究拠点、神戸大学遺伝子実験センター
日本水環境学会MS技術研究委員会、NPO 環境測定品質管理センター、JESCO
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日時 : 2015年9月3日(水) (1時間30分)
会場 : 九州大学 伊都キャンパス
セッションタイトル:PCB廃棄物処理の現状と今後
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趣旨:2001年に制定されたPCB廃棄物特別措置法のもと、高圧トランス・高圧コンデンサ・蛍光灯安定器等のJESCO
による広域PCB処理や、柱上トランスの電力会社による自社処理が進められている。処理対象のPCB廃棄物は、
法施行後に存在が判明した微量PCB汚染油を含む電気機器やOFケーブルに広がり、無害化処理認定制度を活用して
処理が進められている。また、2012年には、一部の顔料に非意図的に生成するPCBが含まれることが明らかとなり、
50 ppm を超える製品の回収・処理が行われ、リスク評価(2013年3月)や、BAT基準設定に向けた検討(2015年4月報告書案)
がなされている。海外では建材に含まれるPCBからの揮発等による室内PCB汚染が問題となっており、国内においても
PCB保管庫の壁面等についてリスクの程度の把握などが必要と考えられる。
 本セッションでは、PCB廃棄物処理事業を進める上で遭遇した種々の課題とその対応策を報告いただき、今後生じうる
課題への対処方法を探っていきたい。

プログラム:(講演者)
1.PCB廃棄物処理基本計画(環境省廃棄物リサイクル対策部産業廃棄物課 角倉一郎)
2.JESCOでの広域PCB処理(JESCO 由田秀人)
3.微量PCB汚染変圧器の現地洗浄処理技術(神鋼環境ソリューション 淨弘明彦)
4.顔料等化成品中の副生PCB(大阪大学 中野武)
5.PCB保管庫の気中PCB濃度(京都大学 平井康宏)
司会進行:京都大学 酒井伸一

講演風景 第26回廃棄物資源循環学会 「PCB廃棄物処理の現状と今後」
九州大学伊都キャンパス

進め方
 各テーマについてパネリストが15分程度の話題提供を行ない、引き続き会場との質疑応答、意見交換を行う。

オーガナイザー/問合せ先:
京都大学環境安全保健機構附属環境科学センター 准教授 平井康宏
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